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7月26日(日)ケーススタディ&グループSV体験講座 in東京の様子

7月26日(日)ケーススタディ&グループSV体験講座 in東京の様子

執筆者 | 八阪 義浩

7月26日(日)に、
「1級CC技能士と一緒に読み解く

ケーススタディ&グループスーパービジョン体験講座 in 東京」
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所の八阪です。

昨年大好評だった対面講座を、今年も東京で開催することができました。
前回は会場を何度も変更するほどたくさんの方に来ていただいたのですが、
今回は4グループ程度と「目の行き渡る」人数で開催できたことで
おひとりおひとりのお顔を見て、お声もかけながら講座ができたのが嬉しかったです。

参加者の方から「対面だと伝わり方が違う」「直接お会いできてよかった」
というお声をいくつもいただいて、対面講座の効果の大きさを実感しています。
わたしも、画面越しと

講座の最中には大きな雷が鳴って、「波乱の予兆か?」とも思いましたが
実際の教室内では、とても穏やかに、そして温かい環境の中で学んでいただけましたね。
参加されたみなさんが互いの意見・考えを真剣に聞いて
自分の学びにしようとしている様子が、とても印象に残っています。

午前の事例の読み解きでは、札幌開催時と同様に
どこまでリアルに相談者の姿を思い描くことができるか、
文字情報からどれだけリアルに、さも目の前に相談者がいるかのように
読み解くことができるかを考えていただきました。

紙の上に書かれた事例を「ただの文字情報」として
ただ気になることをピックアップするだけの読み方と、
縦・横・高さの3Dで考えて事例を読むことができるかで
相談者理解の厚みや深まりが全く違う、ということを味わう機会になりましたね。

そして午後のグループスーパービジョン体験では、
PCAGIP法の運営方法を使いながら、参加者全員で質問と検討を重ねていきました。
事例そのものについての課題を考える「事例検討」と
その事例に対応したCC自身の課題に焦点を当てる「スーパービジョン」の
視点の違いもお話をさせていただきました。

スーパービジョンのパートで問いかけられる質問の内容は
特に他の参加者さんが熱心にメモをしておられました。
ご自身にも当てはまる箇所や、考えさせられる問いがあるはずなので、
「自分事」と思って聞いていてくださいね、とお願いしていたので
参加された方がみなさん、「自分もそういうところがあるな」と
実感を持って学んでいただけたのかな、と振り返っています。

みなさん、長い1日の講座にも関わらず、
最後まで一所懸命に学んでくださってありがとうございます。

それでは、今回の講座の振り返りをしていきましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、上手に活用して復習してください。

「事例読み解き&グループSV体験講座」の振り返り

では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。

CCとして資質を高め、技量を磨こうという成長意欲を感じる
とても熱心な受講者さんの生の声です。ぜひみなさんにご覧いただきたいです。

参加された方の声

この夏。隅田川花火大会よりアツい行事でした。

【午前】
昨年も同じ講座を受けて、書かれている事の理解止まりだった自分に気づきました。あれから早一年…その間に実技試験も受けたし、ロープレも何度もやりました。今回のお題を見て、私は早期退職を転機のチャンスと捉えてるCLなのかなと思っていました。先生の、CLの過ごす日々はこうなのでは…というお話を聞きながら、私はなんとお気楽な解釈をしていたんだろうと自分にビックリしていました。

この一年で論述の過去問を何度も解いたけど、私がしていたのは「CL理解をすること」ではなく、「60分で文章を整えること」にとどまっていたのかもしれません。それで協議会から60点をもらえるかもしれないけれど、私の中で60点には届かないなと思いました。

【午後】
皆で自由に質問をしていくなかで、どう質問すればいいのか困っていました。「CLを理解しようとする質問(相談の場で何が起こったのか)」と「事例相談者を理解するための質問」の棲み分けが出来なかったからです。思えば二級の勉強を始めたときも同じ事で悩んでいました。
先生がまず第一声で「事例相談者さんは、なにが1番キツイのですか?」とお話しされたときに、私ズレてると気付きました。まだまだ一級は程遠いし、挑むかどうかも決めていません。今回講座に出て、CLが明日も職場に行ける事・事例相談者が明日も窓口に向かえる事を支援するという意味では等級関係なく共通のだなと学びました。

振り返りメールの中で、学び続けることの難しさと大切さを先生は言及されていました。先日、昨年受講した更新講習のレポートを発掘して読みました。昨年「○○をします」とレポートで書いた事は、今回の講座で自分に足りていないと感じた事と同じでした。改めて、今度こそ、実践したいと思います。
楽しく意義深い1日をありがとうございました。

今回初めて勉強会に参加しました。

ワークシート①では、CLの状況を想像しながら見立てを立てていました。先生は感情を3つの色分けで青はポジティブ、赤はネガティブ、黄色はどちらでもない。気持ちの色分けをしてました。文から立体的に相手の気持ちを浮かび出せるように可視化できるなと僕は思いました。
その後文章を読みその人の立場に立った、あたかもその人になった時、心は環境はどういう状況かを想像しながら読み解いてました。言葉一つとっても、状況、環境、心情、過去の状況と立体的にCLを見ていました。読み解きながら先生「は相談者の立場に立って考えていますか?本当にそうですか?聞いた、見たまんま捉えてませんか?あたかも自分がその状況になったつもりで感じて想像してください。頭と心を使って想像すること!」と熱を込めて伝えていました。

ワークシート②では実際に事例を持ってこられた方いました。始まる前に先生は「これから発表される方に否定的な言葉や質問はやめてください。そんなんでは晒し者ですし、嫌な思いしかしないです。」と心理的安全性を作っていました。
持ってこられた事例をみんなで一問一答形式で進め始めのCLの情報をいただきそこからCCをやられた方にCLの状況を聞いていきました。30個ぐらい出たあたりでここで自分だったらどう見立てるかを考えてください。と言われ一問一答からその人の状況や感情、過去、環境と相手の立場に立ち想像し見立てました。グループで話し色々な視点があり自分にとっても想像力の幅が増えるし違う視点を入れることでより想像力の解像度が増すそういう経験が出来たと思います。

ワークシート③では実際に先生が指導をする場面がありました。そこでは、なぜ知りたいのか?枝葉を使った例を元に話していました。追いかけても取れない情報に何故こだわるのか。なんとかしてあげたいCC…(ここは僕もすごく重なる部分でした)。
そう、答えはクライエントが持ってる…のは分かっているのですが、それでも、先生はCCの前でしか出さない顔があるのならそれでいい。「ある種の諦めは必要だし、自分の限界を知る」そう話されてました。100%理解しようとするのは無理、60%が限界に思います。僕はここの60%に先生の全てが入ってるそう感じました。自分を知り受け入れるどんな時に心が動くのか。人の心はわからない。だからこそ、大切に扱う自己研鑽が必要と感じます。

オンライン以外の講座に初めて出席させていただき、本物?の八阪先生とお会いできてとても感激しました。八阪先生の面談の際にCLを想うお気持ち、指導の際のCCに対しての情熱を感じられた1日でした。

事例の読み解きでは、3次元(深さ、広さ、奥行き)で面談を読み解く考え方は、まさに目からウロコでした。私の面談では、前に進みたいという気持ちがいつの間にか出ており、先生の解説を聞き、CLの見ている世界を観ること、CLの発言を深く掘り下げることを怠っていたかもと感じました。

後半のSV体験では、私も事例提供者の方と同じように、CLのことを全部把握したい欲求があったので、八阪先生の「手に入らないものは、追いかける必要はない」との言葉は、支援する側も100%でなくてもよいと気持ちを整理するきっかけになりました。今回の講座を受けて、相談の仕事は面白いと、またスタートラインに立った気持ちです。多くの学びをいただきありがとうございました。

友人から進められて初めて八阪先生の講座に参加させていただきました。

ケースの読み解きワークでは、相談者の話(最近、夜勤がきついと感じるようになった)を前後にある情報やキャリコン自身が持っている情報とを重ね合わせながら、相談者の気持ち(離婚後の夜勤明けの侘しさ)を見たて大切さについて学ばせていただきました。また、ケースのポイントを3色に分けて視覚的に見てみるメソッドや、面談プロセスを立体的に計測しながら主訴を把握しようとするアプローチもとても新鮮で、是非、身につけたいと思いました。

また、午後のPCAGIP法を用い1問1答で事例の輪郭を明確化していくワークも、他の方の眼鏡をかけて見るようで、頭の切り替えが大変でしたがとても新鮮でした。事実と見立てのワークでも自分がランダムに見立てたことを相談者の年齢や置かれている環境を踏まえて濃淡をつけて並べなおすことも、とても大切なことだと痛感しました。

最後に八阪先生の質問で事例相談者の葛藤が浮き彫りになっていきました。確かに今回の相談者が本心を語らないケースは大変難しいケースだと思いましたが、キャリアコンサルタントという役割についても考える機会となり、大変勉強になりました。
全体を通じ、八阪先生の多くの実地経験に裏打ちされたお考えを、とても適切な言葉でご説明いただけたので、まだまだ、咀嚼不足はあると思いますが、これから今日取ったメモを時に振り返りその意味を腹に落としながら精進していきたいと考えております。ありがとうございました。

午前中の事例の読み解きでは、正直20分のセルフワーク時間を持て余してしまうほど、浅くしか読み解くことができませんでした。その後、先生の読み解きと比較すると、文章の中の言葉を単語で拾い上げ、それぞれパーツ、情報として分解して「ここは気になる」「ここはどういうことだろう」とやっていることが原因だと見えてきました。

「クライエントの言ってることを追体験して」とおっしゃっていましたが、明確に言ってくれたことは追体験をしようとはできる、けれども言われていないことを状況含めて汲み取る力がかなり浅いこと、その原因は単に情報として理解しようとしている(特に文字情報だと対面している時のようにノンバーバールがないので)ところが自分の課題だなーと思いました。クライエントにとってはかなり痛みのある出来事であることにもほぼ気づけず、前向きさを「装って」いるのに気づかず関わりそうなリスクにも気づきました。

グループワークでは想像力がとても豊かでいろいろな視点で見立てを持てる方がいらっしゃり、とても感心しました。ただ、その中にはかなりの確率で、根拠がないこと、今までの経験値から決めつけて言っていることが含まれ、発想としては面白いし、想像力が豊かであることは決して悪いことじゃないけれど、「目の前のクライエントはどうだったかな?可能性はどれくらいある?」と検討することは必須だな、感じました。

午後からのグループSVではPCAGIPを活用された進め方で、PCAGIPには参加したことがあるのですが、かなり八阪先生らしくアレンジされていて新鮮でした。事例提供者のご発言も気になりましたが、八阪先生は自信を失いかけているところのフォローをまずは優先されているのが印象的でした。

対面講座ということで、久々に一緒に励まし合っている仲間に会えたり、知らない駅に降り立ち、初めての会場にいることの新鮮さ、外の天気の変化をダイレクトに感じること、からだが1つの場に一緒にあることでのウェブではない参加者同士の相互作用、そんなものを感じつつ、豊かに学ばせていただきました。

今回のケーススタディでは、事例の読み解きについて、私なりに相談者の心情を理解しようと努めましたが、八阪先生から相談者の背景や心情を、まるで目の前にいる相談者を見ているかのようにリアルに解説いただき、自身の読み解きの浅さを痛感しました。事例の背景を深く理解することは、相談者への想像力を広げ、面談での関わりにもつながることを改めて学びました。

また、読み解きの際に、事実・ポジティブ・ネガティブを整理しながら考える視点は、私自身の思考を整理する上で非常に有効であり、今後の事例検討や面談の振り返りにも取り入れていきたいと思います。
グループスーパービジョンでは、他の参加者の視点や考え方に触れることで、自分にはなかった捉え方や気づきを得ることができました。多様な視点から事例を検討することの大切さを実感し、今後も機会があれば参加したいと思います。

今回、特に印象に残ったのは、
「枝葉に気を取られず、相談者の根っこを理解すること」
「年齢相応という言葉を決めつけではなく、一つの一般的な視点として捉えること」
「来談したのに話さない、その背景を理解すること」
という考え方でした。

さらに、キャリアコンサルタントに対して投げかけられた、
「相談者は自分に話す内容と他者に話す内容が違う。その両方を合わせることで相談者像が見えてくる。それでもなお『自分に全て話してほしい』と思うのはなぜか。」
という問いは、とても印象的でした。相談者理解だけではなく、支援者である自分自身の価値観や関わり方を見つめ直す視点であり、大きな気づきにつながりました。

当日の講座の様子

グループディスカッションの様子がたくさんありますが、
みなさんが学びに対して積極的だったことと
全グループ4人ずつという、程良い人数で構成できたことで
なお一層、話し合いがはかどっていたようでした。

講師のわたしが「もう終わりですよ~!」と体を張って言わないと
ディスカッションが止まらないシーンも、何度かありましたね(笑)
それは悪いことではなくて、熱意の表れだと受け止めています。

そういう熱心で意欲のある学びができる方たちが
1人でも増えてくださると、CCとしての成長もより一層大きなものになります。
最後の集合写真は、みなさん充実の表情でいらっしゃるので、
きっとたくさんの収穫があったのではないでしょうか。

これからは、それをご自身の支援に活かしていくために、
学びを腹落ちさせて、身に着けていくための復習を頑張ってください。

そして、次にまたお会いしたときに、一回り成長した姿を見ることを
わたしも楽しみにしていますので、ぜひまたお会いしましょう!

それでは、今回はこのあたりで。

今回ご紹介した講座のご案内