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5月31日(日)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・オリジナルコース)の様子

5月31日(日)1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・オリジナルコース)の様子

執筆者 | 山本 陽子

5/31(日)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級•2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・オリジナルコース~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの山本です。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
午前に1級の面接実践編、午後に2級の面接実践編を開催し、講師はどちらも八阪先生でした。

午前中に開催された1級面接実践編は、ロールプレイ実践希望者が少なかったため
参加者全員で相談して特別編となりました。

第1部がいつも通りのロールプレイの実践と指導、
第2部が解説や質問の続きに加えて1級技能検定試験の概要やポイントの解説、
第3部はロールプレイ実践者との質問タイム。

特に第3部は、参加者さんだけ(我々は見守り隊)でよりリラックスした雰囲気の中、
「あの時なにを考えていたのか」「自分だったらこう言うかもしれない」
という質問に対して、ロールプレイ実践者さんが一つ一つ丁寧に
「なぜそう言ったのか」「それを言うとこうなるかも」
と回答をされており、活発なディスカッションが行われました。

疑問点をじっくり話すことで、実践さん側も視点や思考の動きを知れて、
第1部のロープレ内容や先生の解説への理解が一層深まっている印象でした。

午後の2級面接実践編には、前回の見学時に
「ロールプレイは良質な数をこなすこと」とアドバイスをうけて、
今回初めてのロープレ実践者さんになってくださった方もいらっしゃいましたよ。

今回の3ケースはそれぞれまったく違った事例の
「介護と仕事」「不本意な異動によるキャリアの揺らぎ」「決断を先送りにする学生」
とそれぞれ難しいけれど、よく出会う相談内容と思えるケースの実践でした。

特にキャリアプランが崩れはじめた時の不安感や喪失感を
「自分を支えていた柱が失われた」
と先生が表現されたとき、わたし(山本)もまだCLの気持ちや背景を
自分ごとのように想像する力が足りていないのだと痛感しました。

振り返りメールでもありましたが、自分の面談を「迷子」にしないように
CLの言葉を追うだけでなく、その反応や様子をしっかり観察して
わたし(山本)もさらに成長しようと気が引き締まった回でした。

今回も、stand.fmの音声配信形式での振り返りを収録しました。
この記事にもリンクを貼って紹介していますので、
振り返り講座に参加された方はもちろん、この記事をご覧になられたみなさんに
ぜひ上手に活用していただければ嬉しいです。

「1級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り

「2級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。

技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。

この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。

参加された方の声

本日も貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
今回のロープレでもまた、自分はCCへの共感的理解が甘いことを痛感いたしました。心の問題を扱うことに抵抗を感じているCCに対し、【やり方が分からないなら、分かったらやれますね】と表面的にしか理解が出来ていませんでした。そのため、なぜそうなってしまっているのか、そこに考えが至らず、CCとCLの【こわがり】の部分が二重構造になっていることに気づけませんでした。面談の最中でもCCの深い部分に気づけるように、これからも観察力を磨き、自分の中に引き出しを増やしていきたいと思います。

また今回、自分の中ですごく腑に落ちたのが、CCと共有する目標の置き方でした。
私の中で、提案する目標はSVである以上、個別事例から離れ、キャリコン技能全般に通ずるもの(個別事例から離れた【純度】が高いもの)が良いという思い込みがあったと思います。もちろん最終到達点は汎用的な、どの面談にも必要となる技術と姿勢なのですが、そこに到達する道筋はSVのみが持っておればよく、CCに提案する目標(特に試験で想定されているような、一番最初に目指す場所)は何故そうなってしまっているのか、本人の中に焦点をあてていった方が、より受け入れてもらいやすく、関係構築も壊れにくく、CCの困りごとにも寄り添えている、いいことずくめの進め方だと思いました。

加えて、最後のディスカッションの時に、「(SVとしては安易なリファーは勧めないが)面談が行き詰まっているなら、部下にはリファーを勧める」という発言をしてしまったのですが、その言葉が自然と出てきた自分に対し、講座のあと、自分自身の仕事と部下への姿勢についても考えてしまいました。

職場では現状への対処と即効性が優先されることが多く、面談が上手くいかないなら他の人間で対応する、というのは組織全体としては正しい選択ではあると思うのですが(言い訳ですね)、そのあとの部下へのアフターフォローと育成、つまるところ今回はリファーで終わってしまったが今後は対応できるように育っていただくための関りをちゃんと時間をかけてできているのかなと考えてしまいました。

こういったことも含めきちんと出来ての1級だと思いますので、試験対策だけでなく、日ごろの仕事への姿勢から自分を正していければと思います。

本日はありがとうございました。
見学チケットで参加させていただきましたが、ロープレされたお三方とも、皆さん観客がおられても、落ち着いて相談者にしっかり寄り添っておられ、お手本にしたい部分が沢山あり、勉強になりました。

本日学んだことは、色々ありましたが、

①相談者の言葉だけでなく、言い方や声の調子や表情など非言語の部分にもしっかり目を向けて「なぜこんな話し方をするのか」というところにも焦点を当てることが大切

②逃げられない、どうにもならないようなお悩みに対しては、「愚痴を言える場を提供する」というだけでも相談者の支えになることであり、方策の1つにもなる

③「これを言ったら相談者はどんな気持ちになるかな」ということを常に意識して先を見通してから、意図を持って質問したり方策を提案すること、そこを考えないうちに焦って闇雲に喋らないこと

このあたりを自分の中で反芻し、実践に生かしたいと思いました。
私自身、複数回2級にチャレンジしておりますが、毎回一部の点数がわずかに足りず不合格になることが続いたせいで、だんだん迷子になってしまい、これまでできていたこともできなくなってしまったり、合格への近道が知りたいと思って迷走してしまい、ますます自分らしい相談ができず軸がどんどんブレてしまったりしていることが悩みでもありました。
ただ、最後の質問タイムでの八阪先生のお話を聞いていて、実務ではこう答える、ということを仰っていて、「あー基本は実務と一緒でいいんだな」と思いました。

言い方には工夫が必要かもしれませんが、なぜか「実務と実技試験は全く別物であるから、切り離して考えなければいけない」という思い込みがあり、そのせいでますますブレてしまって苦しくなっているのかなと思いました。
実技試験まで、あと1ヶ月ほどですので、今日学んだことを大切に心にメモして、本番に臨めたら…と思いました。見学させていただき、ありがとうございました!

今回も気付きが大きかったです。まず、3名の皆様のロープレを見学させていただいたこと本当にありがとうございました。3回分のロープレに対し、八阪先生やサポートのみなさまが入力して下さった記録までいただけて参加するたびに思いますが、ここまで丁寧に教えてくださること感謝いたします。そして、改めてメモを読みながら八阪先生の【】内の内容やコメントを読むと、こういう風に寄り添うのか、こうやって優しいボールを投げるのかと気づくことが多いです。

なかなかここまで相手の思いに心をめぐらせてすぐに言葉にするのは難しいと思うところですが、目の前のクライアントが話す内容に集中して言葉、表情、仕草や声のトーンにも気を配り聴くということの大切さと、その方が見えている景色や感情に思いをめぐさせることの大切さを改めて感じました。

先生が投げるボールは優しさに溢れていて、寄り添うとはこういうことなんだなと改めて思いました。なかなかそれが私にはできないところが悩みです。私なりに思ったのは、あれ?と感じた違和感に対して、どうしてそう思うのかな、なんでそう思ってるのかなという視点で優しいボールを投げるのかな〜と今自分の中で整理しています。違うのかもしれませんが、メモを読み返しながら声に出して先生の言葉を読みかえして練習するところから始めています。貴重な時間をいただきありがとうございました。

たった半日なのに、濃厚な学びの時間をありがとうございました。
今回印象に残ったのは、「国語力」です。2ケース目のCCさんは、要約と言い換えがすごくお上手でした。相手が言いたいことを瞬時にとらえ、短く的確に返すラリーが続く様子を見て、ロープレの場だけではなく日常でも実践されているのだなと感じました。サポーターの大藤さんの、リアルタイムチャットでも同様に感じました。

具体的展開の点数が伸びず、自分なりの原因を考えて今回の講座に臨みましたが、自分が考えていた要因とは別の課題が見えました。もっと、自分が感じたことや捉えたことを的確に表現できる国語力を磨きたいです。

3ケース目で、CCさんの「学生相手だからこそ、意図を持って雰囲気作りからしていたと」いうお話を聞いて、私は最近のロープレで意識できていただろうかと振り返りました。改めて、今日のケースで自分というキャラクターのCCが場づくりをしたときどう設定するか考え直してみました。

このように、集団講座は新たな学び+振り返りもできるので、面白いなと感じます。次回のロープレ実践編は新しいケースで挑まれる方が多いと思うので、みなさんがどう演じるか楽しみです!

今回のRPの振り返りメールを拝読して改めて、自分の課題が二層になっていることに気づきました。
一つは「聴く順番」、もう一つは「誰のための場作りか」という問いです。どちらも「なるほど!」な気づきでしたが、同時に「あ、やっちゃってたな」という苦い反省でもあります。

今回のケースには、来談時点ですでに複数の出来事が積み重なっていました。私はCLの話を受け取った瞬間に「二つのことが重なって大変な状況ですね」という整理を先にしてしまっていました。でもCLには、それぞれをすでに経験してきた過去がある。八阪先生がおっしゃっている《時系列を大切にして聴く》というのは、「この方が何をどの順番で経験して、今どこに立っているのか」をトレースし、CLの観てきた録画を見ることなんだなと。私のRPは3倍速で観て結末を知ったようなもので、目の前の「重なり感」にだけ反応してしまっていました。
CLはすでに「心を切り替えてやってみよう」と動いていた。それを踏まえずに過去を掘り続けることは、いちばん痛かった地点に戻ることになりかねない。CLの中に入って、同じ風景を味わいながら聴くことができていませんでした。

もう一つは、雰囲気の意図についてです。今回、私は「温かく・話しやすい場をつくりたい」と考えていました。その気持ちは本物でした。でも八阪先生の問いはそこから一歩踏み込んでいます。雰囲気を柔らかくすることで、「このCLにとって」何が生まれるのか? 私にはそこまで考えることができていませんでした。
CLは、職場でも交際相手にも「今の自分」を見せられない状態にいました。愚痴をこぼすことへの抵抗もありました。そういう方に「場」をつくることの意味は、「CCが面談を進めやすくするため」ではなく、「今まで誰にも言えなかったことを、ここだけは置いていける場所にする」という、CL第一の意図から出発しなければなりません。そこが私の中で混線していたことを自覚できました。

今後意識していきたいのは、「見込み」だけでRPを進めないこと。このCLはどこにいるのか、何を経てここに来たのか。その順番を守りながら、「この働きかけはこのCLに何をもたらすのか」を自分の中で言語化できた状態で、一つひとつ積み重ねていきます。雰囲気も問いかけも、CLのためになって初めて意味を持つ。そのことを改めて体に刻みたい。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

午前も午後も、積極的な質疑応答がおこなわれていましたが、
同じ目標を目指すだけでなく、研鑽を続けるもの同士ということもあり、
相手を尊重する姿勢や、少しでも吸収しようという意気込みが感じられました。

特に2級技能検定試験が近いこともあり、午後は延長タイムでの質問も活発でしたね。
試験まであと少しですが無理のない範囲でまた、見学やロールプレイの挑戦をお待ちしています。

それでは、また次の講座でお会いしましょう。

今回ご紹介した講座のご案内