5月30日(土)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」
~シンプルで効果的な相談記録の書き方トレーニング~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの石田です。
本日キャリアコンサルタントの専門性をさらに高めるためのブラッシュアップ研修として、
「相談記録の書き方」をテーマにした講座を開催いたしました。
更新講習にご参加いただき、ありがとうございました。
日ごとに暖かさが増し、暑いと感じる地域もあったかと思います。
また沖縄の下には台風も発生し、湿度のある梅雨時期を迎えようとしていますね。
みなさま体調にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。
この日は、広島の我が家はまだ家の中では過ごしやすい気温であり、
わたし(石田)は、休憩時間に外で遊んでいる子どもの声や
愛犬(柴犬)に癒されながら更新講習のサポートをさせていただきました。
そして、本日ご参加いただいた受講生のみなさまは謙虚で真摯な取組み姿勢。
一生懸命にメモをとったり、話しを聴てくださっている様子に
講師の山田さんの言葉にも、白熱しそうになるほど伝えたいことが
膨らみながらも温かい雰囲気で、受講者の方々を包み込んでくださるように講座が進行されました。
日々の業務のなかで、つい「形式的な報告」になってしまいがちな相談記録。
しかし、記録の主役はどこまでもクライエント(CL)です。
本講座では、記録を残す真の目的は「支援の共有化」であり、その結果として
「支援の資質向上(コンサルタント自身の成長)」に繋がっているという原点に立ち返りました。
適切な言葉を選び、記録として言語化していくプロセスは、
コンサルタント自身の語彙力を磨く格好の訓練になります。
さらに、自分の書いた文章を客観的に見直すことで、
面談時の「捉え方の偏り」や「苦手な展開・弱点」が可視化されるという
自己研鑽における大きなメリットについても深く学ぶ有意義な時間となりました。
さて、ここからは今回の更新講習の振り返りとなります。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「相談記録の書き方」の講習の振り返り
では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。
ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。
参加された方の声
個人ワークを通じて、SOAPのS/O欄への要約記載に苦労しました。
そこから見えてきた私の課題は、「記載すべきこと」と「割愛しても支援に影響のないこと」を見極める力が不足している点です。その根本には、相談者の主訴を表面だけで捉えてしまい、抱える問題の本質を捉えきれないという弱点があります。これは、数年前までの長い人生で「自分の価値観や正義は他者と共通である」と思い込み、他者の個別の思いに深く心を寄せる経験が乏しかったことに起因していると気づきました。
さらに、「会話時における思考の瞬発力のなさ」も大きな課題です。受講終了後に、「これを質問しておけばよかった」ということが出てきます。相談記録作成時に、「相談者にこの質問をしていれば、より良い支援につながった」と気づけることは、私自身の成長のためとしては大切ですが、実際には相談者へ実施できておらず、相談者のお役には立てていません。
したがって、「相談者の抱える問題の本質を捉える力」が不足していること、そして面談の場で相談者のお役に立つための「会話時の思考の瞬発力」が足りていないこと、この2点が現在の私が直面している克服すべき喫緊の課題です。
大学のキャリアセンターでは、キャリア面談以外にも面接練習やES添削など様々な相談に乗る必要があります。多くの学生を複数の職員で支援することから、一貫性を持った支援にするためには、相談記録が重要であると言う事は認識しつつも、自己流で、なおかつ誰のためと言う部分を曖昧にして記録してきました。内容のレベルからすれば、まさにメモに過ぎなかったのかもしれません。
記録を書くときでも、相談者第一、隣に相談者がいても、胸を張って見せることができる。まずは、このレベルに、自身の記録スキルを高め、自身が徹底して実践することで、その内容をキャリアセンター職員全体に普及させ、私の職場にとって最適な学生支援の形を模索し続けることが必要だと認識しました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講習の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。
講座が始まった直後は、サポートであるわたし自身の緊張が少し会場に伝わってしまったのか、
受講生のみなさまにもやや硬さが見られるスタートでした。
しかし、講義が進むにつれて雰囲気は一変。
会場は終始、プロフェッショナルとしての熱意と心地よい緊張感に包まれていきました。
受講生の皆様の学ぶ姿勢は非常に真剣そのもの。
講師の山田さんの解説に対して大きく頷きながら、
一言も聞き漏らさないよう熱心にペンを走らせる姿が随所に見られました。
また、自ら積極的に発言や質問を投げかけるなど
講師の話をしっかり受け止めようとする真摯な雰囲気に満ちており、
共に高め合う大変密度の濃い時間となりました。
また弊社スタッフ一同がいつもお伝えしていますが、
『相談者へ向けたスキルアップと自分研鑽していくための努力』ための講習です。
弊社としてもレポートの添削に真剣に取り組んでいます。
この日学んでくださった方は、そのことも深く理解してくださったのではないでしょうか。
ぜひ、ご自身の言葉で、そして実践で、学んだことをアウトプットしていただけますように。
それでは、今回はこのあたりで。
