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6月6日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(洞察力と環境理解)の様子

6月6日(土)国家資格キャリアコンサルタント更新講習(洞察力と環境理解)の様子

執筆者 | 山本 陽子

6月6日(土)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」

~洞察力を高めて相談者の本音に気づける環境理解のしかた~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの山本です。
台風明けの週末最初は『洞察力の向上と環境理解』をテーマにした更新講習でした。

受講者さんの中にも、支援現場でCLの多角的な理解が必要だと感じることや、
うまく関係構築ができていないのではないかと感じることへの
ヒントを掴みたいと参加された方もいらっしゃいましたね。

講義では、特にCLと周囲の関係性をその「強度」や「感情面」からも推察していくことや、
「なぜCLはそう発言・表現・行動したのか」について考察していくことで、
CL個人のまだ伝えられていない「言わんとしていること」を読み取る大切さを
事例や解説、ワークを通じて一緒に考えていきました。

この講習はわたし(山本)も数年前に初めて受講した時は、
分かったようで分からない、分かるけど分からない、というような気持ちになり
復習として講義の内容やテキストを何度見ても、難しいと感じるものでしたが、
面談経験が増えるにつれ、徐々に腹落ちしていったように思いました。

CLの主訴だけをつまんで一般化したり、単純に過去の事例に当てはめたりせずに、
その個人の「今」の状態を本人をとりまく環境も含めて理解する努力をして、
目の前のCLにはどんな関りが必要かを考え、実践していけるように
わたし(山本)ももっと洞察力を磨く研鑽を続けようと気が引き締まりました。

さて、それでは、今回も更新講習の振り返りをしていきましょう。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「洞察力アップと相談者の環境理解」の講習の振り返り

では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。

ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。

参加された方の声

企業内で相談窓口を担当している私が直視しなければならない課題点は、相談者と対面する前の段階で、人事評価や周囲の噂、属性などの「事前情報」に囚われ、無意識のうちに相談者の枠組みを勝手に作り上げてしまっていたことです。そして面談が始まる前から、「こういう人だろうから、こう解決すればいい」と、私自身の経験則に基づいた解決法を勝手に頭の中で組み立て、分かった気になっていたことに強く気づかされました。

これは一見、事前の準備や迅速な問題把握に見えるかもしれませんが、その実態は、キャリアコンサルタントとしての誠実さの欠如であり、相談者個人を真摯に、純粋に理解しようとしない「甘え」や「奢り」であったと猛省しております。自分の見られ方(良い人だと思われたい)を気にするあまり、面談中に相談者を持ち上げるようにおもねることを適切な承認と勘違いしていました。沈黙を恐れて先回りした問いかけをしたりする傾向もあることに気づきました。すべては目の前の相談者の姿ではなく、「他人から見られている自分の姿」を最優先にしていたように、今回の講習のディスカッションやこの振り返り(レポート作成)を通じて痛感いたしました。

講習では、相談者を「点」ではなく、家族や勤務先、周囲の人々との「関係性」という、流動的な「線や面」で捉える環境理解の重要性を学びました。相談者が発した言葉の表面だけをみるのではなく、その発言の背景にある環境との相互作用を吟味し、相談者が本当に「言わんとしていること」を純粋に考える姿勢こそが、プロのキャリアコンサルタントに求められる資質であると深く理解いたしました。

今後は、事前情報による先入観に気づき、保留し、私自身の経験則による解決法を勝手に押し付けることを慎みます。面談場面では沈黙を恐れず、相談者が置かれている環境や周囲との関係性に注視し、言葉の裏にある本音を丁寧に汲み取るアプローチを実践してまいります。自らの奢りを排し、目の前の相談者と誠実に向き合うための覚悟を新たにした講習となりました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講習の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。

講師の山盛さんの落ち着いた進行のなか、
みなさんご自身の課題に当てはめながら質問や発言をされたり、
真剣にメモをとったりと、隅々まで吸収しようという意気込みが感じられました。

グループワークでも活発にディスカッションが行われ、
考えが行き詰ったときにはそれぞれの解釈を共有しながら整理をしていくなど、
CCとしてお互いを尊重しながら積極的に研鑽される姿勢が印象的でした。

弊社の更新講習を何度もご参加くださっている方も、今回初めて受講された方も、
学びや気づきを得られたと感じていただけましたら幸いです。
今後もぜひ、弊社の更新講習でCCとしての資質を丁寧に磨いていきましょう。
またお会いできる日を楽しみにしております。

それでは、今回はこのあたりで。

今回ご紹介した講座のご案内