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4月25日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

4月25日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

4/25(土)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~論述事例読み解き編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・代表の八阪です。

この日は約1年半ぶりの論述事例読み解き編の講座開催ということで
わたしも「久々に受講者の方にお会いできるぞ!」と
いつも以上に嬉しい気持ちで当日をお迎えしました。

また、初めてサブPCも使った2台使いでの講座ということもあり、
新しいこと・新鮮なこと尽くしだった半日になりました。
ちょっと喉の調子が良くなくて、お聞き苦しいところがあったのは
申し訳ないのですが、受講されるみなさんもすごく熱心で、
いい学びの場にできたかなと思っています。

講座の内容は、解説系・座学系ですので、ほとんど私がお話をして
受講されているみなさんはそれを聴いて・メモして学ぶ形だったのですが、
実は書いている内容より、口頭での説明の方がより濃い内容でしたよね。

あれが実はポイントでして、口頭で話していることはもちろん
「その場で受講者に合わせて、伝え方を考えながら出している言葉」です。
一方で事例解説のために使用した資料は、「事前に読み解いてある文章」です。
もちろん、解説がしっかりできるように充実した内容でお届けしていますが、
書けるスペースに限界がありますので、全部は落とし込めていないんですね。

口頭でお話したことは、まさにわたし自身の「頭の中そのもの」ですので、
字を追うだけでなく、ぜひ解説内容を心に留めて学びを深めていってほしいです。

また、オンラインストアでも当日の講座内容を録画して販売していますので
この記事をご覧のみなさんも、当日と同じ内容をこちらで学んでいただけます。
(この記事の末尾にも、同じくオンラインストアの動画講座へのリンクがあります)

冬の試験までまだたっぷり時間があるからこそ、
今のうちに、1級・指導者レベルの読み解きの深さ・広さを理解して
ここからコツコツと成長していきましょうね。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 論述事例読み解き編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。

技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。

この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。

1級 論述事例読み解き編 参加者の声

冒頭の「相談者A」の属性だけで、これほどまでに相談者を理解できるのか、とまず衝撃をいきなり受けました。先生のおっしゃることを、なるべく取りこぼさないように書こうとしますが、とにかくポイントだらけで、メモが追いつかず、印刷した論述問題が隙間なくギッチリに。
逆にわたしが頭の中にあることを全て書き出したとしても、ここまでギチギチにはならずにスカスカになってしまいそうだなあと、俗にいう、解像度の違いにも歴然としているなあと実感しました。

前回、論述で落ちてしまったのですが、協議会から出される「受験者の傾向」を読んでもイマイチピンとこなかったのが、この講座の後見返してみると、「改善を図るべき本質的な問題の捉え方が甘い」と言うのは、いわば良くある課題に当てはめたような内容じゃなく、もっと深く、この事例相談者のありようをリアルに的確に、把握するってことなのだ、と少し理解できたような感じです。
また、時系列で相談者がいつどのタイミングで心境の変化があったのか、それを事例相談者は掴んでいたのか(今回だと私自身がそれをスルーしていたことがわかったのですが)複層的に理解する視点も得られました。

書き方として、読みながら気になるポイントをピックアップし、どこに書き込むのか的確に当たりをつけていく、という進め方も、いつも時間が足りなくなり、最後の問いになるともう修正する時間もないため、他の問いとの整合性を考える余裕なくとにかく埋める!みたいになっているのを修正するのにいいやり方ですので、これから練習する際にやって慣れていきたいやり方だと思います。とにかく充実した内容でありがたかったです。喉を痛められている中、本当にありがとうございました。

昨日は貴重な学びの時間をありがとうございました。いつもながら、八阪先生の事例を読み込む深さに、自分自身と照らし合わせて多くの気づきを得ることができました。それにつきまして、何点か記載してまいりたいと思います。

①相談者を立体的に理解すること
例えば、相談者の背景「工学部」「新卒1社」「品質管理部の部長」といった言葉から、相談者を立体的に浮かび上がらせることです。一般的には順調であろうクライアントが、なぜわざわざ「地域の相談窓口」に来たのか?その違和感を捉え、そこに何があるのか想像すること。この想像力が、論述に限らずクライアントの真の理解につながるのだと思いました。この課題は自分自身が1級を目指すのであれば向き合い、力をつけていく必要があると感じています。

②キャリアコンサルタントがなぜそのような面談をしたのかという想像力
私自身事例を読んだとき、(キャリアコンサルタントが最初にマネープランを提案するのはおかしい)ということだけでした。ではなぜマネープランを提案したのか?そもそも事例相談者は、あまり定年が絡む相談の経験がないと言っていることに、先生は線を引かれました。キャリアコンサルタントの力不足を指摘するだけでは、ただのダメ出しと同じです。「そうせざるを得なかった」キャリアコンサルタントを理解すること、これはクライアントを理解することと同様に、立体的な事例相談者を目の前に見ている違いと考えました。

③記載内容の一段深い理解から主訴を自分の言葉で書くこと
私は事例に書かれている言葉を用いて主訴を記載していました。設問のおかれている意味をよく考えると、先生のおっしゃったとおり、1級のレベルではありません。
そもそも、クライアントをしっかりと見立てることができていなければ、主訴も捉えられていないことになります。

上記より、今まで特に論述の点が伸び悩んでいた原因が自分のなかではっきりとしました。
原因がわかると、今度はそれをどう伸ばしていくか対策も浮かんでまいります。最初に実施するのは、過去の事例をもう一度読み返して、人物像を言語化してみたいと考えました。先生から教わった「だとしたら」という問いをかけていきたいと思います。自分なりにもう一度論述をただひたすら書く、というトレーニングから脱却することができる、また本質的な支援ができる実力を得たいです。

八阪先生の読み解きの深さを味わいたくて受講しました。私は、事例相談者の「ここが変だな」を感じて、それが癖や傾向であり価値観として捉えようとしていました。
自分がそれに気付いたら、それ以上は深く考えていませんでした。そして、私の考えた事例相談者のおかしな点に気付いてもらうために、倫理綱領の「クライアント第一」や「クライアントの自己決定権の尊重」を持ち出して、事例相談者が気付いてくれないかなと面談を進めていました。

事例相談者の問題点に気付いたら、分かったつもりになって、もうそれ以上は深く考えていませんでした。それは、事例相談者の表面上しか受容・共感できていないので、自己中心的な指導・育成になっていたと痛感しました。
それを解決する手段として「だとしたら」は響きました。「だとしたら」を問い続けることにより、クライアントや事例相談者の「真の問題」に近づけることに気付きました。これは、仕事にも活かせるキーワードだなと思いました。

何を問われているのかを頭に入れて、問題を読み解きながら、解答用紙にどんどん書いて行く方法は、理にかなっていると思いました。試験時間が80分と決まっている中で、解答を別に書いて、最後に解答用紙に書くと書き切れずに中途半端な解答を防ぐこともできると気付きました。
今回も、学んだことを身につけるには、質のいい練習を回数を重ねることだと気づかされました。

八阪先生、喉の痛みがありながら長時間のご説明ありがとうございました。
今回の講座で学んだことは大きく分けて3つあります。

1.ひとつひとつの言葉を深く読み解いていく
論述であってもCLが深く悩んでわざわざ相談に来ているという点は同じであって、CLのタイプならではの苦しみをしっかりと受容するということ

2.自分(CC)が気になったことを聴いていないか
「なぜその質問をするのか」と考えたときに、自分が言いたいことや知りたいこと、あるいは持っていきたいとこえろへ行けるような質問をしていないか。もしそうであればそれは相談者第一ではないということ。

3.思考を深めていくための考え方
「だとしたら」と「こうだよね」という仮説を繰り返して悩みの本質に近づいていく。繰り返していくことが大事。

今回の講座で学んだことを自分なりに咀嚼し、誰かの真似ではない自分の解答を作り上げてから、回数を重ねていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いします。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

同じ画角の画像しか用意できなかったのが残念だったのですが、
アンケートの内容から受講されたみなさんの満足度がいかに高かったかは
伝わっているのではないでしょうか。

きれいな字とは言えませんが、1つ1つどれだけ丁寧に見ているか、
言葉の奥まで「汲み取る」読み方がどれほどのものか
その雰囲気だけでも伝わっていれば嬉しいです。

実際にその内容を味わいたい方は、秋に再度開催する通常講座か、
オンラインストアで販売している動画講座をぜひご利用ください。

それでは、今回はこのあたりで。

今回ご紹介した講座のご案内